小児歯科

小児の治療について
おおむね乳幼児期から、永久歯が萌え揃う学童期まで(12~13歳)が対象です。虫歯の治療をはじめ、虫歯の予防処置、永久歯の歯並び、噛み合わせが正しくなるように歯科指導や歯科予防処置(シーラント、フッ素塗布等)を行います。

フッ素で歯を強くする
歯の質を強くする自然元素の一つです。
あらゆる食物に含まれており、自然界からの贈り物と言えるでしょう。
例えば、緑茶・みそ・大根・牛肉などの食品に多く含まれています。
フッ素塗布法
年に4回程、歯科医院などで歯面に塗る方法です。この方法は、まだうがいができない乳幼児や永久歯が生えたばかりのお子さんに最適です。

フッ素洗口法
幼稚園、学校や家庭で毎日手軽に行える方法。フッ素の水溶液でうがいをします。この方法は、うがいが上手にできるようになれば可能で、永久歯が生え変わる4~5歳頃から、永久歯の生え揃う15歳頃までに特に最適です。

フッ素入り歯磨き剤による歯磨き
幼児からお年寄りまで、最も身近に利用できる方法です。フッ素が配合されている歯磨き剤で毎日歯を磨きます。
シーラントをカバーして虫歯になりにくい歯へ
奥歯の溝が細く深く複雑な形をしている場合、歯磨きをしてもブラシの毛先が入らず汚れが残ったままになってしまいます。シーラントは、この溝をあらかじめ樹脂コートする事で虫歯予防に効果を発揮します。シーラントには、フッ素が含まれています。コートされている間は、持続的にフッ素が歯に吸収されますので、歯を強くする事ができます。

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シーラントをされた方へ
・3カ月に1回、歯科定期健診をお受け下さい。
シーラントは、しだいに磨り減ったり剥げたりすることがあります。
歯科定期健診時に必要があれば、再度コート致します。
キシリトールについて
ストレプトコッカス・ミュータンス菌虫歯の原因菌である“ストレプトコッカスミュータンス菌”は、糖をエサにして酸とプラークを出します。
キシリトールは、その虫歯菌の活動を抑制することができます。

キシリトールを摂取することで得られる効果
・プラークの減少   ・プラークの質の改善
・歯面の滑沢化    ・歯の再石灰化の促進

効果的な摂取方法
●虫歯になるリスクが低い方
100%キシリトール配合ガムを1回2粒、食後3回
●虫歯になるリスクが高い方
100%キシリトール配合ガムを1回2粒、1日5回
子育て歯科について
子育て歯科とは、お子さんが歯と口の健康のために持っている力を最大限に引き出す育て方をいいます。今までは、ただ虫歯をつくらないという考えで歯科治療が行われていましたが、それだけでは充分ではないため、健全な歯をつくることができませんでした。そこでこれからは、生活習慣など子育てを重視した考え方が必要となります。

(1)母乳を中心に育てる おやつは時間と量を決めて
離乳食がとても大切 よく噛む習慣を身につける
2歳過ぎたら指しゃぶりをなおす 歯磨きの習慣を身につける
栄養バランスのとれた好き嫌いのない子に育てる
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